【素人でもできた】土留めDIYのやり方|基礎から水平出しまで全部公開

築古戸建ての裏通路をDIYで土留め工事!単管×鋼板で安全に整備した奮闘記

こんにちは、DIYおやじです。
今日は 築古戸建ての裏側にある“危険すぎる通路”を、夫婦DIYで本格土留め工事した作業記録 を紹介します。

古い家あるあるですが、基礎横の細い通路が、

  • 雨で土が流れて沈下する

  • 泥が溜まってぐちゃぐちゃになる

  • フェンス横の地盤が痩せて傾いてくる

といった状態になっていました。

このまま放置すると、基礎の劣化や雨漏りにつながる可能性もあります。
そこで今回は、思い切って自分たちで“土留め工事”に挑戦してみました。

今回の作業の流れは、シンプルに分けると次の3ステップです。

・単管パイプを1.5m打ち込み、土圧に耐える柱を作る
・鋼板を一直線に固定して土留めの壁を作る
・砂と山土で高さを調整し、踏み固めて仕上げる

最初にこの流れを押さえておくだけで、
作業の全体像がイメージしやすくなり、迷わず進められます。

この3つを押さえるだけで、施工の難易度は大きく下がります。

これから紹介する手順で進めれば、
DIYでも裏通路を安全に整地することができます。

Before:こんな危険な状態からスタート

まずは施工前の状態です。
通路をぐるっと確認してみると、基礎周りの土がかなり流れ、フェンス側が大きく沈下していました。

  • 基礎が一部露出している

  • フェンスがわずかに傾いている

  • 雨が降ると泥が溜まり、足元が悪くて歩きにくい

という状況で、正直なところ「このままではさすがにマズい」と感じました。

そこで、「これを自分でどうにかできないか?」というところから今回の作業がスタートしました。

  • 基礎ぎりぎりまで土が落ち込み

  • フェンス側は地盤が削れて傾き

  • 雨の日は泥が溜まり歩くのも危険

「このままではダメだ!」と思い、土留め工事を決意。

Step1|レーザー墨出し器で土留めの高さを正確に出す方法

ここでは、土留めの仕上がりを左右する「高さの基準出し」を行います。

まず最初に取りかかったのは、高さの基準を決める作業です。

今回の通路は、築古物件あるあるで地面が波打つようにデコボコになっていました。
とくに、通路の手前と奥では5〜10cm以上の高低差があり、このままでは剛板(土留め)が水平に設置できません。

土留めをまっすぐ仕上げるためには、
「どの高さに揃えるか」という基準をきちんと決めておく工程が最重要になります。

そこで登場するのが、レーザー墨出し器です。


🔹 なぜレーザーを使うのが重要なのか?

DIYでよくある失敗として、

  • 「なんとなく目視で高さを合わせてしまう」

  • 「元の地面の形に合わせて剛板を張ってしまう」

というやり方があります。

しかし、この方法だと鋼板の上端が上下にガタガタになりやすく、

  • 土が流れやすくなる

  • 水が溜まりやすくなる

  • 最悪の場合、土留めとして十分に機能しない

という問題が起こりがちです。

一方で、レーザーを使えば、

  • 通路の奥行きが10mあっても

  • 地面がデコボコしていても

  • 途中に障害物があっても

常に同じ高さのラインをピタッと出せるのが大きなメリットです。


🔹 今回の現場ではどこを基準にしたか?

今回の通路は、家の基礎側とフェンス側で大きな高低差がありました。
そこで、**基礎から一定の距離を空けた位置に「鋼板の仕上がりライン」**を設定しました。

こうすることで、

  • 雨水が基礎側に集まりにくくなる

  • 通路の中央付近が歩きやすくなる

  • 鋼板の上端が一直線に揃う

  • 全体の見た目がすっきりする

といったメリットが得られます。

一度レーザーで高さを決めてしまえば、
その後の単管打ち込みや鋼板固定の基準がすべて統一され、作業が進めやすくなります。


🔹 ラインを決定した後の作業(ここも重要)

レーザーで出した高さラインに合わせて、さらに具体的な目安を作っていきます。

  1. 通路の端から端までタコ糸(水平糸)をピンと張る

  2. その糸の高さをレーザーのラインにぴったり合わせる

  3. この水平糸を「鋼板の上端の仕上がりライン」として扱う

このようにして、次の**Step2「単管杭の打ち込み」**に備えました。


🔧 まとめ:DIYでも“水平基準出し”を手抜きしないのがプロクオリティへの近道

レーザー墨出し器は、プロの基礎屋・外構屋がよく使う道具ですが、
DIYであっても最初の基準出しを丁寧にやるだけで、仕上がりが大きく変わると感じました。

今回も実際に作業してみて、
「下準備の精度=最終的な仕上がりのきれいさ」
という関係を改めて実感しました。


レーザー墨出し器については、基本的な使い方も理解しておくと作業がスムーズです。

👉 墨出し器の使い方はこちら


Step2|単管パイプを1.5m打ち込む理由とやり方

ここでは、鋼板を支えるための単管パイプを打ち込み、土留めの柱を作っていきます。

次に行ったのは、土留めの柱となる単管パイプの打ち込み作業です。

土留め工事で一番大事なのは、
やはり「鋼板を支える柱(支柱)の強さ」です。

この柱が弱いと、

  • 鋼板が土圧に負けて前に倒れる

  • 雨で土が流れたときに押し出される

といった不具合が出てしまいます。

そこで今回は、2mの単管パイプを約1.5m地中に打ち込むことにしました。


単管パイプの打ち込み位置を決める

まずは、Step1で決めた「鋼板の仕上がりライン」を基準に、
単管をどこに打ち込むか正確な位置を決めます。

この位置がズレてしまうと、
せっかくレーザーで出したラインも意味がなくなり、鋼板の直線がゆがんでしまいます。

そのため、通路のラインに沿って位置をマーキングし、
単管を立てて仮置きするところから作業を始めました。


ハンマーでひたすら叩き込む作業

位置が決まったら、いよいよ単管を地中に打ち込んでいきます。

単管は、
表土 → ガラ混じりの層 → 砂っぽい層 → 固い層
といった具合に、深さによって地面の硬さが変わっていきます。

打ち込むたびに
「コン!」「ゴン!」「カン!」と音が変化し、
それに合わせて打ち込みスピードも変わっていくので、
だんだん地中の状態が音と感触で分かるようになってきます。

正直なところ、1.5mまで打ち込むのはかなりの重労働でした。
それでも、ここをしっかりやっておくことで後々の安定感が変わるため、
手を抜かずに最後まで叩き込みました。

実際の現場写真はこちら:

単管が1.5m入るまで叩き込むのは、
正直かなりの重労働です。

ですが、
深く打ち込むほど後の土留めが安定し、
20年持つ強度になる
ので、ここは妥協できません。


水平器を使って“完全な垂直”をつくる

単管を地面に刺しただけでは、わずかに傾いていることがあります。
そこで、水平器を当てて垂直かどうかを目で確認しながら微調整していきます。

もし垂直がズレたままだと、

  • 鋼板が少しずつ前に倒れていく

  • 土圧を均等に受けられなくなる

  • 見た目も曲がって見えてしまう

といったトラブルの原因になります。

DIYとはいえ、この部分はできるだけ丁寧に確認しながら進めるよう意識しました。


✔ 今回の現場の構造のポイント

今回の現場では、

  • 単管の間隔を鋼板の幅に合わせて調整

  • レーザーの水平線と、Step1で張った「水平糸」を目安に一直線に並べる

という方法で位置を決めました。

その結果、単管を横から見ても上から見ても、
どの角度から見ても“ほぼ一直線”に揃うように打ち込むことができました。

単管が“鋼板の命”になる理由

今回使用した鋼板は、厚さ0.8mmの2山鋼板です。
これは比較的軽くて扱いやすい一方で、しっかりした支柱がないと力負けしてしまう可能性があります。

そこで、単管を深さ1.5mまで刺しておくことで、

  • 土圧を縦方向に逃がせる

  • 前方への押し出しを防げる

  • 鋼板が「ピタッ」と安定して動きにくくなる

  • フェンス側の沈下も抑えやすくなる

といった効果が期待できます。


📌 今回のポイントまとめ

  • 打ち込み深さ:約1.5m

  • 打ち込み間隔:鋼板の幅に合わせて均等

  • 補助道具:水平器・レーザー・糸張り

その結果、鋼板の直線性と耐久性を左右する一番大事な工程になりました。
単管打ち込みは、一見地味ですが、土留め工事の中ではとくに仕上がりに差が出る作業だと感じました。


DIY作業では、このように工具を使った作業が多くなります。

👉 エアコンを自分で設置したDIY記事はこちら


Step3|鋼板(2山)の固定方法と穴あけのコツ

ここでは、鋼板に穴あけ加工を行い、単管パイプへ固定していきます。

続いて、土留めの“面”となる鋼板の取り付け作業に入ります。

今回の土留めDIYの要になるのが、
この「2山剛板の固定作業」です。

鋼板は、ただ立てかけただけでは意味がありません。
単管としっかり一体化させることで、ようやく“壁としての強度”が生まれます。
そのために欠かせないのが、穴あけ加工 → ボルト(ビス)固定という工程です。


🔧 まずは鋼板を仮置きして位置を確認する

ホームセンターで購入した剛板(2山)は、

  • 3m × 2枚

  • 2.5m × 1枚

の計3枚です。

長さがあるため、まずは現場に運び込んで単管に沿わせるように仮置きしました。

仮置きしてみることで、

  • 打ち込んだ単管との距離

  • 鋼板の上端の高さ

  • 重ねる部分の位置

  • 雨樋と干渉するポイント

など、実際の取り付けイメージがはっきりしてきます。


外まわりDIYは、
「現場で足りない」が一番面倒です。

実際にやると、
必要な材料や細かい資材が意外と多くなります。

材料をまとめて探したい方は、
建材通販も見ておくとかなり効率が良いです。

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🔩 次に、鋼板へ穴あけ加工をする

位置が決まったら、今度は電動ドリルで穴あけ加工をしていきます。

鋼板は鉄板なので、当然ながら木工用のドリルビットでは歯が立ちません。
そのため、金属用ビットを使い、

  • 低速回転

  • 強く押しすぎない

といった点に気をつけながら穴を開けました。

このときの注意点は次のとおりです。

  • ✔ 穴位置は必ず単管の“中央付近”に合わせる
     →鋼板の強度が落ちにくくなります。

  • ✔ ビットが焼けないように“低速”で回す
     → 高速回転だと摩擦熱で刃がすぐ傷みます。

  • ✔ 鋼板のズレ防止に片方を手で押さえる
     → 裏通路が狭い現場では、これが特に重要でした。


🛡 穴あけ後は必ず「防錆スプレー」で保護する

穴あけが終わると、その周辺は鉄がむき出しの状態になります。
このままでは雨水が当たり続けることで錆びやすく、鋼板の寿命を縮めてしまう可能性があります。

そこで、穴のまわりには**黒の防錆スプレー(錆止め)**を軽く吹き付けておきました。

こうしておくことで、

  • 錆の発生を抑えられる

  • 穴から広がる腐食を防げる

といった効果が期待できます。


📏 取り付けたら「通り(一直線)」を確認する

鋼板を単管にビス固定したら、必ず通り(直線)が出ているか確認します。

確認に使ったのは、

  • レーザーのライン

  • Step1で張った水平糸

  • 鋼板の上端

  • 単管の垂直

といった“基準になるものたち”です。

これらを見ながら、見た目としてもできるだけ一直線になるように微調整しました。


Step3 のポイントまとめ

 

    • 鋼板を仮置きして「位置」と「高さ」のイメージをつかむ

    • 単管の位置に合わせて金属用ビットで穴あけ

    • 穴まわりには防錆スプレーでひと手間かける

    • ビスで単管へ固定したあと、通りを確認して調整

    こうした小さな工程をひとつずつ積み重ねることで、
    このあとの型枠完成 → 整地 → 最終仕上げがスムーズに進みました。


Step4:雨樋まわりは鋼板をカットしてフィットさせる職人級の加工

ここでは、雨樋まわりの干渉部分を加工し、鋼板を現場に合わせてフィットさせます。

次の課題は、雨樋(縦樋)まわりの処理です。

今回の通路には雨樋の縦樋が通っており、
そのまま鋼板を真っすぐ取り付けると雨樋にぶつかってしまう状態でした。

こういった**“障害物まわりの加工”は、DIYでは特に難しい部分です。
そこで、今回は
グラインダーで剛板を切り欠き加工し、仕上げにモルタルで隙間を埋める方法**を取りました。

実際の現場写真はこちら:


まずは“雨樋の直径”に合わせて鋼板にマークをつける

最初に、鋼板を単管に仮合わせしながら、
雨樋が干渉する位置にマジックで印をつけていきます。

ここを適当にしてしまうと、

  • 切り欠きが大きすぎて見た目が悪くなる

  • 逆に小さすぎて雨樋を圧迫する

  • 鋼板の角度が狂ってしまう

など、いろいろな不具合につながります。

そのため、雨樋の外径に沿うように、慎重にラインを描くよう心がけました。


グラインダーで慎重にカット(火花が飛ぶ本格作業)

 

次に、印をつけたラインに沿って、ディスクグラインダーで鋼板をカットしていきます。

グラインダーは鉄板も一瞬で削れる反面、
切りすぎると取り返しがつかないので、慎重に少しずつ削るようにしました。

裏通路は足場もあまり良くなく、姿勢も取りづらいので、
いつも以上に気を遣う作業になりました。


鋼板と雨樋の“わずかな隙間”にモルタルを充填して固定

鋼板を雨樋の形に合わせてカットしても、
どうしても雨樋と鋼板の間にわずかな隙間が残ります。

この隙間をそのまま放置してしまうと、

  • 雨水が剛板の裏側へ回り込む

  • 土圧で鋼板が動きやすくなる

  • 雨樋まわりの地面がえぐれてしまう

  • 砂や山土が少しずつ流れ出てしまう

といった心配があります。

そこで、モルタルを隙間に詰めておくことにしました。

モルタルで埋めておくことで、

  • 雨樋の根元が安定する

  • 鋼板が動きにくくなる

  • 水の侵入をある程度防げる

  • 見た目も落ち着いて見える

など、細かいですが効果のある処理になりました。


Step4 のポイントまとめ

  • 雨樋の干渉位置をしっかりマークする

  • グラインダーで慎重に切り欠き加工を行う

  • 鋼板が雨樋の形に沿うように微調整する

  • 最後にモルタルで隙間を埋め、水や土の流出を防ぐ

こうした一手間のおかげで、雨樋まわりもすっきり納まり、後の整地作業に集中できる状態になりました。

Step5:鋼板の“型枠”が完成し、通路の輪郭がはっきりした

ここでは、鋼板の設置が完了し、通路全体の形と高さの基準がはっきりします。

Step4までの作業がひと通り終わると、
通路のフェンス側に**鋼板の一直線の“壁”**ができました。

この時点で、裏通路全体の輪郭がようやくはっきりと見えてきます。

今までは、地面がところどころ沈んでいたり、
基礎のすぐ近くまで土が削れていたりして、
「どこを基準に整地すればよいのか」が非常に分かりづらい状況でした。

しかし、鋼板による“型枠”ができたことで、
これから行う整地作業のゴールの高さや範囲が具体的にイメージできるようになりました。

実際の施工後の状態はこちらです。


● 型枠ができることで、通路の“ゴールの高さ”が明確になる

鋼板を取り付け終わると、次のようなことが判断しやすくなります。

  • どこをどれだけ埋めるべきか

  • 最終的な地面の高さをどこに合わせるか

  • 排水の勾配をどちらへ向けるか

とくに今回は裏通路が狭いため、
全体の広さや奥行きが感覚ではつかみにくい状況でした。

それでも、型枠ができたことで、
完成後の高さイメージ」が一気につかみやすくなりました。


● 実際に見えてきた“埋めるべき場所”

鋼板が通路の端にまっすぐ設置されたことで、
それまで曖昧だった地面の凸凹の差が、目で見てハッキリ分かるようになります。

たとえば、

  • 奥側は思っていた以上に深く沈んでいる

  • 手前側は砂を薄めに敷けば高さが合いそう

  • 基礎際には、あまり土を寄せすぎないほうが良さそう

といった、次にやるべき整地の方向性が見えてきました。

DIYでは、「どれくらいの量を動かせばいいのか」が
視覚的に分かることが、とても大事だと感じました。


● 鋼板は“壁”というよりも整地用の“ガイド”として役立つ

今回設置した鋼板は、
いわゆる「見せる外構」としての完璧な仕上げを目指したものではありません。

あくまで、

  • 土が外へ流れ出さないようにする

  • 作業エリアの境界をはっきりさせる

  • 高さを揃えるための目安にする

  • 砂や山土が収まるラインを決める

といった、**整地のための“ガイド役”**としての役割を持たせています。

その意味でも、型枠が完成した時点で、
「ここから先は、高さと表面を整える作業に集中すればよい」という状態になりました。


● Step5まとめ

    • 鋼板が並ぶことで、通路の形がはっきり見えるようになった

    • 最終的な高さのイメージが具体的になった

    • どの部分にどれだけ土を入れるかが判断しやすくなった

    • 型枠は“壁”というよりも、整地作業のガイドとして大きく役立った

    • 次の整地工程(砂や山土を入れる作業)へ、スムーズに移行できる状態が整った


Step6:砂(20kg × 30袋)を軽ダンプで現場へ運搬

ここでは、整地に使用する砂を現場へ運び込み、作業準備を整えます。

ここからは、いよいよ地面を整える作業に入っていきます。
まずは、そのための材料となる砂の運搬です。

裏通路の整地には、ある程度まとまった量の砂が必要になることは分かっていましたが、
実際に必要量を計算してみると、想像以上のボリュームでした。

ちょうど良いタイミングで20kg × 30袋の砂を譲っていただけたので、
これをありがたく使わせていただくことにしました。


● 一袋20kgの砂をひたすら積む、地味だけど欠かせない作業

まずは、砂袋を軽ダンプの荷台に積み込む作業から始まります。

20kgの砂袋は見た目以上に重く、
片手で軽々と持てる重さではありません。
そのため、一袋ずつ姿勢に気をつけながら積み上げていきました。

作業としては単純ですが、

  • 荷台から落ちないように並べる

  • 後で下ろしやすいように配置する

といったことも意識する必要があり、
思っていた以上に体力を使う工程でした。

とはいえ、袋入りの砂は、

  • 汚れにくい

  • 必要な場所まで運びやすい

  • バラ砂より扱いやすい

といったメリットがあり、狭い裏通路の作業には非常に向いていると感じました。


● Step6 まとめ

  • 20kg × 30袋の砂を軽ダンプで一気に運搬した

  • 一袋ずつの積み下ろしは体力を使うが、袋入り砂は扱いやすい

  • 狭い裏通路の作業には袋入り砂がぴったりだった

  • 軽ダンプで現場近くまで運べたことで、次の搬入作業(Step7)がかなり楽になった


Step7:一輪車で奥まで砂を運び、裏通路全体に丁寧に敷き広げる

ここでは、一輪車を使って砂を運び、裏通路全体に敷き広げていきます。

軽ダンプで砂を敷地内まで運び込んだら、
次は一輪車を使って裏通路の奥まで砂を運ぶ作業に移ります。

裏通路は、手前こそ多少のスペースがありますが、
奥へ進むにつれて徐々に幅が狭くなり、
場所によっては大きな道具を持ち込めないほどの細さです。

そのため、ここから先は一輪車が主役になります。

こちらが実際の作業風景です:


● 一輪車で砂を運ぶ作業は地味だが、裏通路の整地には欠かせない工程

作業は、砂袋を破って一輪車に砂を移すところから始まります。

砂は水分の有無によって重さも変わりますし、
20kg分を一輪車に出し入れするだけでも、腕や腰にそこそこの負担がかかります。

しかし、袋のまま奥まで運ぶのは足場的に難しいため、
ここは一輪車が最も現実的な運搬手段でした。

狭い通路を慎重に進みながら、
決めた位置まで砂を運んでは、その場で広げていきます。


● 少量ずつ広げ、高さを確認しながら作業を進める

砂は一度に大量に入れてしまうと、あとから高さ調整がしにくくなるというデメリットがあります。

そこで、

  1. まずは薄く撒く

  2. 高さを目視で確認する

  3. 足で軽く均してならす

  4. 必要であれば少し足して再度ならす

という流れを、少しずつ繰り返していきました。

砂はスコップでも一輪車でも扱いやすい素材なので、
DIYでの整地材としてはとても使い勝手が良いと感じました。

実際、砂をある程度広げた時点で、足元の感触がだいぶ変わり、
「歩ける地面」に近づいていることが実感できました。

● カラになった土のう袋もついでに回収して片付け

砂を敷き終わった袋は、その都度まとめて回収しました。
こうしておくと、足元の安全確保と作業後の片付けが楽になります。

DIYでは、「作業しながら少しずつ片付ける」ことも大事だと感じました。


● Step7 まとめ

    • 一輪車は裏通路のような細い場所での運搬に最適だった

    • 砂は少量ずつ敷き詰めることで高さ調整がしやすかった

    • 足で踏みならすだけでも、砂は思った以上に締まる

    • 鋼板の型枠が“高さの目安”になり、作業のゴールが分かりやすかった

    • 奥へ行くほど狭くなるため、状況に合わせて運び方・敷き方を調整しながら進めた


Step8:足りない部分には山土を追加して高さを調整する

ここでは、沈下している部分に山土を追加し、高さを調整していきます。

砂を一通り敷き進めていくうちに、
裏通路の奥のほうが想像以上に深く沈んでいることが分かってきました。

このまま砂だけで高さを合わせようとすると、
どうしても量が足りず、袋をいくつ使っても追いつかない状態になってしまいます。

そこで、以前の庭作業で購入していた山土を下地として活用することにしました。


● まずは山土を軽ダンプに手積みするところから

山土は敷地の別の場所に山積みしてあったため、
まずはスコップで軽ダンプの荷台にひたすら手積みしていきました。

湿った山土は1スコップごとにずっしりとした重さがあり、
少しずつ積み上げていくだけでも、すぐに荷台がいっぱいになります。

DIYでは避けて通れない“土運び”ですが、
ここを頑張っておくとその後の整地作業が一気に進むため、
時間をかけてコツコツ進めました。


● 軽ダンプで裏通路の入口まで運び、一輪車で奥へ

山土を積み込んだら、軽ダンプで裏通路の入口付近まで移動します。
そこから先は、砂のときと同様に一輪車に移して奥へ運搬していきました。

裏通路は幅が限られているため、
一輪車の向きを変えるときも慎重に動かす必要があります。

運び込んだ山土は、奥の沈んでいる箇所を中心に投入していきました。


● 奥へ行くほど沈下が大きく、山土の効果がよく分かる

砂を入れていた段階では、
なんとなく「奥の方が低いかな」という程度の印象でした。

しかし、実際に山土を入れて高さを合わせていくと、
場所によっては10〜20cm近く沈んでいる部分もあることが分かりました。

このまま放置すると、将来的に雨のたびに水が溜まりやすくなるため、
山土を使ってしっかり底上げしておくことにしました。

山土は砂よりも粘り気があるため、
落ち込んだ部分の埋め戻しには非常に向いており、
実際に踏んでみると地面とよく馴染んでいく感触がありました。


● 作業の効率を上げるために、少しずつ踏み固めながら進行

山土は入れっぱなしにしておくのではなく、
ある程度高さを合わせたら、その都度足で踏んで軽く転圧していきました。

こうすることで、

  • 余分に沈むのを防げる

  • 凹凸を早めに発見できる

  • 次に敷く砂との馴染みが良くなる

といったメリットがあります。

裏通路のような狭い場所では、
少しの段差でも歩きにくさにつながるため、
焦らずに確認しながら奥から手前へ整地していきました。


● Step8 まとめ

  • 奥側の落ち込みが想像以上に大きかったため、山土を使用した

  • 山土は「軽ダンプに手積み → 一輪車で奥へ」の流れで運搬した

  • 沈んだ部分に山土を重点的に敷くことで、高さを効率よく整えられた

  • 踏み固めながら進めることで、後の沈下を抑えやすくなった


■ Step9:全体の高さを丁寧に揃え、踏み固めて裏通路がようやく完成

ここでは、全体の高さを最終調整し、踏み固めて裏通路を仕上げます。

砂と山土を一通り敷き終えたところで、
いよいよ仕上げの工程に入ります。

裏通路は場所によって高さに差があるため、
最後に通路全体の高さを丁寧に揃える作業を行うことで、

  • 歩きやすさ

  • 見た目のまとまり

この両方が大きく変わってきます。

作業後の写真はこちらです:

● 歩きながら沈む部分を確認し、足で踏み固める

ある程度高さが整ってきたら、実際に通路を歩いてみて、
沈みやすい場所や柔らかい感触の部分を探します。

沈むところがあれば、そこに少し砂を足し、
その上からしっかり踏んで締めていきます。

DIYの場合、転圧機などの専用機械は使っていませんが、
砂と山土の組み合わせであれば足で何度か踏み固めるだけでも十分に締まってくれると感じました。

● 最後に全体を見渡して、裏通路として使える状態になったか確認

最終的に、鋼板側と基礎側の高さのバランスを見ながら、
通路全体をもう一度見渡してみました。

  • 基礎側に土が寄りすぎていないか

  • 鋼板側に水が抜けやすい形になっているか

  • 歩いたときに引っかかる段差がないか

といった点を一つずつ確認し、ひとまず裏通路として使える状態になったところで作業完了としました。

完璧な仕上がりではありませんが、
少なくとも「以前のように泥だらけで歩きづらい状態」からは大きく改善できたと思います。


■ 今回のような土留めDIYは、次のような方におすすめです。

・裏通路の土が流れて困っている方
・基礎まわりの整地をしたい方
・DIYで外構を整えたい方


🔧 【今回の工事の総まとめ】

材料費(概算)

  • 鋼板3枚:5,000〜6,000円程度

  • 単管パイプ+キャップ:手持ち在庫を使用(実費 0円)

  • 砂(譲り受けたもの):0円

  • 山土(以前購入分の在庫):0円

工具類(主に使用したもの)

  • レーザー墨出し器

  • ハンマー

  • ディスクグラインダー

  • 電動ドリル&インパクトドライバー

  • 一輪車

  • 軽ダンプ

  • スコップ

  • 脚立

  • 水平器

実質費用としては、1万円台+手持ち材料・道具といったところです。
おそらく、同じ内容を業者さんに依頼した場合は、
5〜10万円前後の工事になるだろうな…という感覚でした。


■ 作業後のまとめ

今回の裏通路土留めDIYをやってみて感じたのは、次のような点です。

  • 鋼板(型枠)があると、整地の“高さの目安”が非常に分かりやすい

  • 砂は扱いやすく、裏通路の仕上げ材としても使いやすい

  • 奥の深く沈んだ部分は、山土で底上げしたうえで砂を敷くと効率的

  • 最後にきちんと踏み固めておくと、あとからの沈下が少なくなる

  • DIYでも、時間をかけて少しずつ進めれば、ここまで形にできる

裏通路は普段あまり目に入らない場所ですが、
安全に歩けることや、
基礎まわりの水はけが良くなることは、
建物を長く維持するうえで意外と大事なポイントだと感じました。

同じような築古戸建ての裏通路でお困りの方がいれば、
今回の記録が何かの参考になればうれしいです。


今回のような外構DIY以外にも、室内のリフォームも行っています。

👉 キッチンDIYのまとめ記事はこちら

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