玄関で掃除機を使いたいときや、
ちょっとした電源が欲しいときに
「ここにコンセントがあれば便利なのに…」
と思ったことはありませんか?
我が家の玄関内にもコンセントがなく、
- 掃除機を使うたびに延長コードが必要
- 玄関収納まわりで電源が使えない
- ちょっとした作業でも不便
という状態でした。
さらに今回は、玄関外にある防雨型コンセントがグラグラしていたため、
その交換作業とあわせて、
屋外コンセントから分岐して玄関内にコンセントを増設することにしました。
実際にやってみると、
- 穴あけ位置の決め方
- 既存配線を傷つけないための工夫
- 断熱材がある壁を貫通するときの注意点
など、見た目以上に気をつけるポイントがありました。
この記事では、実体験をもとに
- 玄関内にコンセントを増設した流れ
- 実際に使った材料と工具
- 穴あけで苦労したポイント
- 作業して分かった注意点
を、写真付きで分かりやすく解説します。
玄関にコンセントがなくて不便に感じている方や、
屋外コンセントから室内へ電源を取りたいと考えている方の参考になれば幸いです。
玄関内にコンセントを増設した理由|掃除機や収納まわりで電源が使えず不便だった
今回、玄関内にコンセントを増設しようと思った一番の理由は、
「玄関まわりで電源が使えないのが地味に不便だったから」
です。
きっかけは、妻から
「玄関の中にもコンセントが欲しい」
と言われたことでした。
確かに我が家の玄関内にはコンセントがなく、
- 掃除機を使うたびに延長コードが必要
- 玄関収納まわりで電源が取れない
- ちょっとした作業でも不便
という状態でした。
さらに今回は、以前キッチンリフォームで使っていた棚を玄関の物入れとして再利用していたため、
「せっかくならこの棚まわりでも使える位置にコンセントが欲しい」
という流れになりました。
普段は何とかなる程度の不便でも、
実際に使う場面が重なると
「やっぱりここにコンセントが欲しい」
と感じる場面がかなり増えます。
今回のコンセント増設は、そんな日常の小さな不便を解消するために行ったDIYでした。
玄関内コンセント増設の前に必ず確認|ブレーカーOFFと通電チェックは必須
玄関内にコンセントを増設する前に、まず最優先で行うべきなのが
ブレーカーをOFFにすることです。
今回の作業でも、最初に該当回路のブレーカーを落としてから作業を始めています。
さらに、テスターを使って
「本当に通電していないか」
を確認してから作業しました。
電気工事では、
- ブレーカーを落としたつもりでも別回路だった
- 思っていた配線に電気が来ていた
- うっかり活線状態で触れてしまった
ということが実際に起こり得ます。
特に今回は、屋外コンセントから室内へ配線を分岐する作業だったため、
- 既存配線の位置
- 分岐元の通電状態
- 増設先の安全確認
をしっかり見ながら進める必要がありました。
そのため、作業前は必ず
- ブレーカーをOFFにする
- テスターで通電確認する
- 安全を確認してから作業する
この流れを徹底することが重要です。
なお、コンセント交換や増設などの配線工事は電気工事士の資格が必要な作業です。
無資格での施工は行わないようにしてください。
玄関内コンセント増設に必要な材料と工具|実際に使ったものを紹介
今回の玄関内コンセント増設では、
屋外コンセントから室内へ配線を通し、玄関内に新しくコンセントを設置しました。
そのため、一般的なコンセント交換よりも
- 配線を通すための材料
- 穴あけ用の工具
- 固定や仕上げに使う部材
が必要になります。
今回、実際に用意したものは以下の通りです。
使用した主な材料
- 防雨型コンセント
屋外側の古いコンセントを交換するために使用しました。 - VVFケーブル(2心・1.6mm)
屋外コンセントから玄関内へ電源を分岐させるために使用しました。 - 露出増設ボックス
玄関内の壁に新しくコンセントを取り付けるために使用しました。 - ダブルコンセント
掃除機や充電器などを使いやすいよう、2口タイプを選びました。 - 変成シリコンコーキング
屋外側の防水処理と仕上げのために使用しました。 - マスキングテープ
コーキングをきれいに仕上げるために使いました。
使用した主な工具
- VVFストリッパー
配線の被覆をきれいに剥くために使用しました。 - インパクトドライバー
固定ビスの取り付けや取り外しに使用しました。 - ドリルドライバー
壁への穴あけ作業で使用しました。 - 木工用六角軸ドリル(ロング・10mm)
屋外側から玄関内へ配線を通すための穴あけに使用しました。 - テスター
ブレーカーを落としたあと、通電していないことを確認するために使用しました。
実際にやって感じたポイント
今回の作業で特に重要だったのは、
「配線を通すための穴あけ工具」 と
「安全確認のためのテスター」 です。
特に今回は、屋外コンセントから玄関内へ配線を通す必要があったため、
通常のコンセント交換よりも穴あけ作業が重要になりました。
また、電気工事では見た目だけで判断せず、
通電していないことを確認してから作業すること がとても大切です。
そのため、今回のような増設作業では、
- 材料だけ揃えればいいわけではない
- 安全確認に使う工具も重要
という点を強く感じました。
これから作業する人へ
今回使ったものは、どれも特別すぎるものではありませんが、
「何をする作業なのか」 によって必要なものは少し変わります。
例えば、
- 穴あけが不要な場合
- 配線距離が短い場合
- 設置場所が違う場合
では、必要な材料や工具も変わってきます。
そのため、まずは
「どこからどこへ配線するか」
を先にイメージしてから準備した方が、無駄なく進めやすいと感じました。
屋外コンセントから玄関内へ配線する方法|コンセント増設DIYの穴あけと通し方
今回の作業で一番のポイントになったのが、
屋外コンセントから玄関内へ配線を通す工程です。
この工程では、
- 穴あけ位置の決め方
- 既存配線を傷つけない工夫
- 壁内部の状態への対応
がとても重要になります。
実際の流れは次の通りです。
1. 穴あけ位置を決める(ここが最重要)
まず最初に行ったのが、穴あけ位置の確認です。
今回は既存の防雨型コンセント付近から室内へ配線を通すため、
既存配線に当たらない位置にずらして穴あけする
ことを意識しました。
この位置決めを適当に行うと、
- 既存配線を傷つける
- 壁内の構造物に当たる
- やり直しが必要になる
といったリスクがあるため、慎重に確認してから作業しています。
2. 外側から室内へ穴あけ
位置を決めたら、外側から室内へ向けて穴あけを行います。
今回は
- ドリルドライバー
- 木工用ロングドリル(10mm)
を使用して貫通させました。
壁の厚みや内部構造によっては、一気に貫通しないこともあるため、
無理に押し込まず少しずつ進めるのがポイントです。
3. 断熱材に注意しながら貫通させる
実際に穴あけしてみると、
壁の中の断熱材がドリルにかなり絡みました。
この状態で無理に回し続けると、
- ドリルが進まない
- 壁内部を傷める
- 作業が余計に大変になる
といった状態になります。
そのため、
- 無理に空回りさせない
- 逆回転を使いながら逃がす
- 少しずつ削るように進める
この方法で貫通させました。
4. VVFケーブルを通す
穴が開いたら、屋外側からVVFケーブルを室内へ通します。
今回はそのまま玄関内だけでなく、
キッチン棚として再利用している収納部分まで配線を通しました。
このときも、
- 無理に押し込まない
- 配線を折り曲げすぎない
- 余裕を持たせて通す
ことを意識しています。
5. 室内側で配線位置を調整
室内に通したケーブルは、
設置予定のコンセント位置に合わせて取り回しを調整します。
今回は棚の脇に新たに穴を開け、
使いやすい位置にコンセントを設置できるようにしました。
実際にやって感じたポイント

今回の作業で一番重要だと感じたのは、
「最初の穴あけ位置でほぼ結果が決まる」
という点です。
ここを適当にやると、
- 配線を傷つける
- 位置がズレる
- 見た目が悪くなる
など、後戻りできない失敗につながります。
逆に、ここをしっかり考えて作業すれば、
配線自体はそこまで難しい作業ではありませんでした。
断熱材がある壁の穴あけで苦戦|コンセント増設DIYでドリルが絡むときの対処法
今回の玄関内コンセント増設で、
実際にかなり苦労したのが
壁の中に入っている断熱材への対応でした。
穴あけ自体はそこまで難しくないと思っていたのですが、
実際にドリルを進めてみると、
断熱材がドリルにかなり絡んでくる 状態になりました。
そのまま無理に回し続けると、
- ドリルが進まない
- 穴がなかなか貫通しない
- 断熱材が巻きついて作業しづらい
という状態になります。
最初は
「全然進まない…」
という感じで、想像以上に手こずりました。
実際にやって分かった対処法
今回やってみて感じたのは、
無理に空回りさせないことがかなり重要
ということです。
断熱材が絡んだ状態で無理に押し込んだり、
そのまま回し続けたりすると、かえって作業しづらくなります。
そのため今回は、
- 必要以上に空回りさせない
- ドリルドライバーを逆回転させる
- 少しずつ逃がしながら進める
という方法で対応しました。
このやり方の方が、
結果的にスムーズに貫通させやすかったです。
焦ると余計にやりにくい
こういう穴あけ作業は、進まないとつい力を入れたくなりますが、
実際には
「力で押し切る」より「状況を見ながら進める」方がうまくいく
と感じました。
特に壁の中は見えないため、
- 断熱材
- 下地
- 既存配線
など、何があるか分からない状態です。
そのため、引っかかりを感じたときは、
無理に押し込まず一度止めて確認しながら進めた方が安全です。
実際にやって感じた結論
今回の作業を通して感じたのは、
壁の中に断熱材がある場合、穴あけは思った以上にスムーズに進まないことがある
ということです。
ただし、
- 焦らない
- 無理に押し込まない
- 逆回転も使いながら進める
この3つを意識するだけでも、かなりやりやすさが変わりました。
コンセント増設DIYで壁に穴を開ける場合は、
断熱材の存在も想定しておくと、作業中に慌てにくいと思います。
露出ボックスで玄関内にコンセント増設|DIYで取り付けた実際の流れ
屋外コンセントから玄関内へVVFケーブルを通したあとは、
室内側に新しいコンセントを取り付けていきます。
今回は、壁の中へ埋め込む方法ではなく、
露出増設ボックスを使って玄関内にコンセントを設置しました。
この方法なら、比較的施工しやすく、
後から見ても配線の流れが分かりやすいのがメリットです。
実際の流れは次の通りです。
1. 室内側の設置位置を決める
まず最初に行ったのが、
玄関内のどこにコンセントを設置するかを決める作業です。
今回は、玄関収納として使っている棚まわりで使いやすい位置を意識して、
掃除機なども使いやすい場所に設置することにしました。
コンセント位置は、
- 使いやすさ
- 配線の取り回し
- 見た目
この3つを意識して決めると、後から使いやすくなります。
2. 室内側に追加の穴を開ける
屋外側から通した配線を、
最終的なコンセント位置まで持っていくために、
室内側でも必要な位置に追加で穴を開けました。
今回は棚の脇に穴を開けて、
そこから露出ボックスの位置まで配線を通しています。
この工程では、無理な位置に穴を開けると見た目が悪くなったり、
配線が不自然になったりするため、
「通しやすさ」と「見た目の自然さ」 のバランスが重要だと感じました。
3. 露出増設ボックスを固定する
配線の通り道が決まったら、
室内側に露出増設ボックスを固定します。
今回は壁面にしっかり取り付けることで、
後からコンセントを使ったときにもグラつきにくいように意識しました。
露出ボックスを使う方法は、
壁の中へ埋め込む施工に比べると見た目は少し出ますが、
DIYでは施工しやすく実用性が高いと感じました。
4. ダブルコンセントを取り付ける
露出ボックスを固定したら、
最後にダブルコンセントを取り付けていきます。
今回は、玄関内で使う場面を考えて
2口タイプ にしたことで、
- 掃除機
- 充電器
- ちょっとした家電
なども使いやすくなりました。
コンセントを設置してみると、
今まで何もなかった場所に電源ができるだけで、
使い勝手がかなり変わるのを実感しました。
実際にやって感じたポイント
今回の室内側の取り付けで感じたのは、
「見た目だけでなく、使いやすい位置に付けることがかなり大事」
ということです。
ただ取り付けるだけならどこでも良さそうに見えますが、
実際には
- 掃除機のコードが届きやすいか
- 収納の邪魔にならないか
- 差し込みやすい高さか
こういった点を考えて設置した方が、
あとからかなり使いやすくなります。
取り付け後の印象
実際に玄関内にコンセントを増設してみると、
「最初からここにあってほしかった」
と思うくらい便利になりました。
玄関は意外と電源が欲しくなる場面が多いため、
今回の増設はかなり満足度の高いDIYになりました。
玄関内にコンセントを増設して良かったこと|掃除機や電源確保が一気にラクに
実際に玄関内へコンセントを増設してみて感じたのは、
「想像以上に使い勝手が良くなった」
ということです。
作業前は「少し便利になるかな」くらいの感覚でしたが、
実際に使い始めると、日常の中でかなり違いを感じました。
掃除機がその場で使えるようになった
これまで玄関まわりで掃除機を使うときは、
- 延長コードを引っ張る
- 他の部屋から電源を取る
といった手間がありました。
コンセントを増設してからは、
その場ですぐに掃除機が使えるようになり、かなりラクになりました。
玄関収納まわりで電源が使えるようになった
今回は、キッチンで使っていた棚を玄関収納として再利用しているため、
- ちょっとした電源が欲しい
- 作業スペースとして使いたい
という場面がありました。
コンセントを増設したことで、
収納まわりでも電源が使えるようになり、使い方の幅が広がりました。
延長コードが不要になってスッキリした
地味ですが一番大きい変化がこれです。
これまでは延長コードで対応していたため、
- 見た目がごちゃつく
- 使うたびに出す必要がある
という状態でした。
コンセントを増設してからは、
必要な場所に電源がある状態になり、スッキリしました。
家族の満足度が上がった
今回のきっかけは、
「玄関にもコンセントが欲しい」
という話からでしたが、実際に設置してみると、
「これでかなり使いやすくなった」
と好評でした。
日常で使う場所だからこそ、
こういった小さな改善でも満足度は大きく変わると感じました。
実際にやって感じた結論
今回のコンセント増設で感じたのは、
「最初からあってほしい場所に電源があるだけで、使い勝手は大きく変わる」
ということです。
玄関は意外と電源が必要になる場面が多いため、
- 掃除
- 収納まわり
- ちょっとした作業
を考えると、コンセントがあるだけでかなり便利になります。
玄関内コンセント増設で失敗しないための注意点|DIYで気をつけるポイントまとめ
今回の作業を通して感じたのは、
コンセント増設は手順よりも“事前の考え方”で失敗が決まる
ということです。
実際にやってみて、特に重要だと感じたポイントをまとめます。
1. 穴あけ位置は必ず慎重に決める
今回一番重要だったのがここです。
穴あけ位置を適当に決めてしまうと、
- 既存配線を傷つける
- 壁内部の構造に当たる
- 仕上がりが不自然になる
といったリスクがあります。
👉 「どこに通すか」より「どこを避けるか」が重要
だと感じました。
2. 既存配線を傷つけないことを最優先にする
屋外コンセント付近にはすでに配線が通っています。
そのため、位置を確認せずに作業すると
👉 配線を傷つけるリスクがあります
特に見えない壁の中は想像で作業せず、
慎重に位置をずらして穴あけすることが大切です。
3. 断熱材がある前提で作業する
実際にやってみて分かりましたが、
👉 壁の中にはほぼ確実に断熱材があります
そのため、
- ドリルが絡む
- 思ったように進まない
という状況になります。
👉 最初から想定しておくだけで焦らなくなります
4. 無理に押し込まず、状況を見ながら進める
作業中に進まなくなると、つい力を入れがちですが、
👉 無理に押し込むと逆にうまくいきません
今回の経験から、
- 一度止める
- 状況を確認する
- 少しずつ進める
この方が結果的にスムーズでした。
5. 室内側の設置位置は「使う目線」で決める
コンセントは付けられればOKではなく、
👉 使いやすさが一番重要です
今回も
- 掃除機が使いやすい位置
- 収納の邪魔にならない位置
を意識して決めました。
👉 「作業目線」ではなく「生活目線」で決めるのがポイントです
今回の玄関内コンセント増設は、
もともとグラグラしていた玄関外の防雨型コンセントを交換した流れで行った作業です。
先に屋外コンセントの不具合を修理した内容は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▼ ネジ山がなめた防雨型コンセントを交換した実体験はこちら
屋外コンセントがグラグラ…ネジ山がなめた防雨型コンセントを交換した実体験【電気工事士】
屋外コンセントまわりは、増設や交換だけでなく、
雨の日の漏電やブレーカー落ちといった別のトラブルが起きることもあります。
実際に、井戸ポンプ用の屋外コンセントで不具合が出た修理体験は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▼ 雨の日にブレーカーが落ちた屋外コンセント修理の実例はこちら
雨の日にブレーカーが落ちる井戸ポンプ用|屋外コンセント漏電でDIYで修理
実際にやって感じた結論
今回のコンセント増設で一番感じたのは、
技術よりも「事前の判断」と「作業の進め方」が重要
ということです。
特に、
- 穴あけ位置
- 配線の扱い
- 無理をしない作業
この3つを意識するだけで、
失敗のリスクはかなり減らせると感じました。








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