「エアコンを自分で取り付けたい。でも、本当にできるのか…正直不安ですよね。」
エアコンDIYは「本当に自分でできるのか?」「失敗したらどうなるのか?」が一番不安なポイントだと思います。
実際に自分で取り付けてみて分かったのは、「やっていい作業」と「絶対にやってはいけない作業」がハッキリ分かれるということでした。
この記事では、実際にDIYでエアコンを取り付けた経験をもとに、
・自分でできる作業の範囲
・資格が必要な作業
・失敗しやすいポイント
をリアルベースで解説します。
特に霧ヶ峰のような家庭用エアコンは、 「失敗したら壊れる?」「やっぱり業者に頼むべき?」 そう迷って、結局何もできないまま夏を迎える方が多いです。
私も同じでした。
でも実際に、築古の戸建てで霧ヶ峰エアコンをDIY取り付けしました。
結論から言うと、正しい手順と工具さえ揃えれば、DIYでも設置できます。 ただし——失敗しかけた場面も、正直ありました。
この記事では、
- 実際の作業手順(写真つき)
- かかった費用の内訳
- 私がやらかしかけた失敗ポイント
これを全部、包み隠さず公開します。
エアコンDIYは、作業そのものよりも「準備不足」や「手順ミス」で失敗することが多いです。
実際にやってみると、先に失敗例を知っておくだけで、工具選びや施工の精度がかなり変わります。
先に注意点を確認しておきたい方は、こちらを先に読んでおくと失敗しにくいです。
エアコンDIYで失敗するポイント5選はこちら
エアコンDIYで失敗するポイント5選|初心者がやりがちな原因と対策【実体験】
エアコンDIYはどこまで自分でできる?資格が必要な作業とできる範囲
エアコンDIYで一番気になるのが「どこまで自分でやっていいのか?」という点だと思います。
結論から言うと、配管接続や室内機・室外機の設置自体はDIYでも可能ですが、
電源工事(コンセント増設や専用回路)は第二種電気工事士の資格が必要です。
実際に今回の作業でも、電源まわりは既存設備を利用し、無資格での電気工事は行っていません。
エアコンDIYでは、
・やっていい作業
・資格が必要な作業
をしっかり分けて考えることが重要です。
エアコンDIYの資格について詳しく知りたい方は、こちらで解説しています。
→ エアコンDIYは資格なしでどこまでできる?やっていい作業・ダメな作業を実体験で解説
DIYでエアコンは取り付けできる?【結論】
結論から言うと、エアコンDIYは可能です。
ただし、工具や手順を理解せずに作業すると失敗するリスクがあります。
実際に私は霧ヶ峰エアコンをDIYで取り付けましたが、
「簡単な作業」と「難しい作業」がはっきり分かれました。
⚠️ DIY前に必ず確認|電源工事は資格が必要
エアコンのDIY取り付けで、見落としがちな重要ポイントがあります。
それが電源コンセントの問題です。
今回の状況:分電盤から露出コンセントを増設
今回は新規設置だったため、分電盤から分岐して露出コンセントを増設しています。
この作業、実は誰でもやっていいわけではありません。
エアコン用コンセントの増設は「電気工事士」の資格が必要
エアコン専用回路の増設・電源の分岐工事は、第二種電気工事士の資格が必要な電気工事に該当します。
無資格での施工は電気工事士法違反となります。該当する作業は、必ず有資格者が行うか、専門業者に依頼してください。
私自身は第二種電気工事士の資格を保有しているため、今回は自分で施工しています。
あなたはどちら?|工事が必要か確認しよう
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 既存のエアコン専用コンセントがある | DIYで対応可能 |
| コンセントがない/容量が足りない | 電気工事士または業者に依頼 |
| 分電盤からの新規引き込みが必要 | 必ず専門業者に依頼 |
まず設置場所のコンセント状況を確認するのが、DIY成功への第一歩です。
電気工事だけ業者に頼む選択肢もある
「電気工事だけ業者に頼んで、エアコン本体の取り付けは自分でやる」という方法もあります。
電気工事の費用相場は3万円〜5万円程度。コンセント増設が必要な場合でも、取り付け工事全体を丸投げするより費用を抑えられます。
業者に頼むといくらかかる?相場を確認しよう
エアコン取り付けを業者に依頼した場合、一般的な費用の目安はこちらです。
| 工事内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 標準工事(配管4mまで) | 15,000円〜25,000円 |
| 配管延長・追加工事 | +5,000円〜30,000円 |
| 高所作業・特殊設置 | +10,000円以上 |
| コンセント増設 | +30,000円以上 |
| ア-ス工事 | +10,000円 |
設置状況によっては、合計7万円〜11万円以上になることも珍しくありません。
実際にDIYでやったらいくらだった?
一方、私が今回かかった費用はこちらです。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| エアコン本体 | 55,000円 |
| 配管・部材一式 | 7,000円 |
| 工具(レンタル含む) | 6,000円 |
| 合計 | 約7万円 |
業者に依頼した場合と比べると、〇〇円以上の節約になりました。
DIYが「お得」とは限らないケースもある
ただし、工具をまだ持っていない場合は初期費用がかかります。
こんな人はDIYがお得: 工具をすでに持っている/今後もDIY予定がある/時間に余裕がある
こんな人は業者に頼む方が賢明: 工具を一式そろえると費用が逆転する/設置場所が複雑/時間をかけたくない
「1回だけやるのか、今後もDIYするのか」——ここで判断が変わります。
工具の選び方・レンタルで十分なものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
エアコンDIY工具の選び方|最低限必要な道具とレンタルで十分な工具を解説
今回のDIY、トータルで何時間かかった?
結論から言うと、トータル約5時間かかりました。
「思ったより早く終わった」という感想ではなく、正直想定よりも時間がかかったというのが本音です。
作業ごとの時間内訳
| 作業内容 | 所要時間 |
|---|---|
| 穴あけ作業 | 約1時間 |
| 室内機の取り付け | 約1時間 |
| 配管接続・真空引き | 約1時間 |
| 室外機の設置 | 約1時間 |
| コンセント増設 | 約1時間 |
| 合計 | 約5時間 |
やってみてわかった「本当に時間がかかる部分」
作業自体よりも、「準備と段取り」に一番時間を取られました。
特に手間がかかったのはこの3つです。
① 配管の取り回し どのルートで通すか、現物を見ながら何度も確認しました。
② 穴あけ位置の決定 一度開けたら取り返しがつかないので、慎重に測り直しました。
③ 工具の準備 「あの工具が足りない」と途中で気づき、〔ここにリアルな一言を追加:例「真夏の炎天下で買い出しに走るハメになりました」〕
真空引きと配管接続は「焦り禁止」
この2つは絶対に急いではいけない作業です。
焦って進めると冷媒ガスが漏れたり、冷えない原因になります。私も慎重に作業しましたが別の物件でナットを舐めてしまい「あ..やっちゃった…」と焦りました。
エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法はこちら
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説
初心者は「半日〜1日」で計画しよう
慣れていない方は、半日〜1日の余裕を持ったスケジュールで臨むのがおすすめです。
時間に追われながらやると、確認ミスや焦りによる失敗につながります。
「今日中に終わらせよう」と焦るより、「明日もある」くらいの気持ちでやると、結果的にうまくいきます。
👉 次は、実際の取り付け手順をステップごとに解説していきます。
エアコンDIYを始める前に気になるのが、
「資格なしでどこまで自分でやっていいのか?」という部分です。
やっていい作業・ダメな作業の線引きは、こちらで実体験ベースでまとめています。
👉 エアコンDIYは資格なしでどこまでできる?はこちら
エアコンDIYは資格なしでどこまでできる?やっていい作業・ダメな作業を実体験で解説
霧ヶ峰MSZ-GV2225-Wを平屋にDIY取付!まずは使用した部材と工具を紹介
今回の作業で最低限必要だった工具は、真空ポンプ、トルクレンチ、配管セットです。
実際にやってみて感じたのは、エアコンDIYは「工具の精度=仕上がりと失敗率」に直結するということでした。
特に重要なのは以下の3つです。
・真空ポンプ → 空気や水分を抜ききらないとガス不良の原因になる
・トルクレンチ → 締めすぎ・締め不足でガス漏れの原因になる
・配管セット → 長さミスやフレア不良でやり直しになる
安価な工具でも作業自体は可能ですが、精度が出ないと「見えない失敗(ガス漏れ・効きが悪い)」につながるため、結果的にやり直しになるリスクがあります。
今回使用した工具はレンタル品もありますがマイ工具を揃えるならこちらです。
・TASCO エアコン工具セット一式
→ TASCO エアコン工具セット一式
・TASCO TA771SV-23S トルクレンチセット
→ TASCO TA771SV-23S トルクレンチセット
・フレア加工済みの配管セット
→ フレア加工済みの配管セット
とくにトルクレンチは「なんとなく締める」とほぼ確実にトラブルになるので、
最初から専用工具を使った方が結果的に安全です。
配管セットについても、初心者の場合はフレア加工済みを選んだ方が失敗リスクを大きく下げられます。
夏場の必需品「エアコン」を自分の手で取り付けたい!そう思ったDIY好きの方に向けて、この記事では三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2225-W(ピュアホワイト)を平屋物件にDIYで新設した奮闘記をお届けします。
今回はただの設置作業ではありません。
ブレーカー増設(パナソニックHB型BS1112・20A)、VVF2.0配線の施工、砂壁に直径70mmの穴あけ、アース棒の打ち込みまで、すべて自分の手で行いました。
特に「ホルソーが無かったため鑿と玄翁で穴を開ける」という荒業に挑戦し、無事エアコンを稼働させることに成功。
この記事では、実際に使用した部材・工具リストから作業の流れまで、エアコンDIY取付のリアルな記録を公開します。
今回使用した霧ヶ峰エアコンの詳細は、メーカー公式でも確認できます。
霧ヶ峰エアコン公式サイトはこちら
エアコンDIYに必要な工具(これだけは必須)
今回の作業でも感じましたが、
エアコンDIYは工具が揃っているかで難易度が大きく変わります
エアコンDIYで一番重要なのは工具です。
正直、工具を間違えるとほぼ失敗します。
エアコンDIYでつまずきやすいのは、「何を用意すればいいかわからないまま始めること」です。
特に、真空引き・配管接続・電源まわりは、専用工具があるかどうかで作業の難易度が大きく変わります。
自分が実際に使った道具や、初心者が最低限そろえるべき工具は、こちらでまとめています。
エアコンDIYに必要な工具まとめはこちら
【実体験】エアコンDIYに必要な工具まとめ|初心者が最低限そろえるべき道具一覧
使用した部材一覧
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霧ヶ峰 MSZ-GV2225-W [ピュアホワイト] 6畳用
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関東器材 配管セット (2分3分 3.5m・電線入り) 35P-203SP (アマゾン購入)
今回は3.5mの配管セットを使いましたが、
エアコンDIYで意外と悩みやすいのが**「配管セットは何mを選べばいいのか?」**という部分です。
短すぎる・長すぎる時の失敗例や、初心者向けの測り方は、こちらで実体験ベースでまとめています。
エアコンDIYの配管セットは何mを選ぶ?失敗しない長さの決め方はこちら
【実体験】エアコンDIYの配管セットは何mを選ぶ?失敗しない長さの決め方を解説
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パナソニック HB型シリーズ BS1112(20A)
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VVFケーブル 2.0mm×2心 10m
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パナソニック(Panasonic) 露出コンセント 2P 角型コンセント WK1012W 20A 1個
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エアコン配管化粧カバー(ウオ-ルコーナ-・直管エアコンダクト・フリ-コ-ナ-自在継手・端末カバ-・ジョイント直線継手・つば付き貫通スリ-ブ)
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アース棒 1本 90cm
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アース線2.0mm (切売1m)
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裸圧着端子 1個
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ステップル釘 30本程度
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樹脂製エアコン架台 2個
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室内機取付用板
使用した工具一覧
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真空ポンプ&エアコン工事レンタル工具セット(R32/R410a対応・5日間レンタル)(ヤフオク推奨)
内容品
プラスチック工具箱 1個
真空ポンプ取り扱い手引書1冊
真空ポンプ1個
真空ゲージ1個
チャージバルブ付きチャージホース1組
モンキーレンチ1本
六角レンチ2本
ポンプ用オイル1個
2分用フレアトルクレンチ1本
3分用フレアトルクレンチ1本 -
プラス/マイナスドライバー
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カッターナイフ
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VVFストリッパー
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ペンチ
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圧着工具
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インパクトドライバー(木工用ドリルビット使用)
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※70mmホルソーが無かったため「鑿+玄翁」で代用
用意する部材や工具は、多い方ですかね?
工具は、手持ちの物で無いものはレンタル対応しています。
レンタル品をすべて購入すると、6万円くらい必要なんです。
エアコン取付を、7台以上取り付けるなら購入もありですが自宅や投資物件程度なら、年1回くらいの使用なのでレンタルで対応しています。
エアコンDIYでよくある失敗と対策(作業前の心得)
エアコンDIYで多いトラブルは大きく3つあります。
冷えない
水漏れする
ガス漏れする
どれも施工ミスが原因なので、事前に対策を知っておくことが重要です。
❄️ 冷えない原因と対策
エアコンが効かない原因の多くは「配管まわり」です。
主な原因
-
真空引き不足(内部に空気や水分が残る)
-
フレア接続の締め不足
-
冷媒ガス漏れ
特に多いのが「真空引き不足」です。
これを怠ると
冷えが悪いコンプレッサー故障につながります。
対策
-
真空ポンプでしっかり真空引きを行う
-
ゲージマニホールドで圧力確認(これ大事)
-
トルクレンチで適正トルク締め(適正トルク)
「なんとなく」でやるのが一番危険です。
特に真空ポンプやトルクレンチは、持っているだけでなく「正しく使える状態で準備しておくこと」が重要です。
これから道具をそろえる方は、先に必要工具を確認しておくと失敗をかなり減らせます。
エアコンDIYに必要な工具まとめはこちら
【実体験】エアコンDIYに必要な工具まとめ|初心者が最低限そろえるべき道具一覧
💧 水漏れの原因と対策
DIYで非常に多いトラブルが水漏れです。
主な原因
-
ドレンホースの勾配不足(逆勾配)
-
ホースの潰れ・詰まり
-
室内機の傾き
水は「下に流れる」が基本です。
これを無視すると
室内に水が垂れるカビ・腐食の原因になります。
対策
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ドレンホースは必ず下向きに設置
-
折れ・潰れがないか確認
-
室内機を水平に取り付け
設置後に水を流して確認すると安心です。
🔧 ガス漏れの原因と対策
ガス漏れは最も厄介なトラブルです。
主な原因
-
フレア加工不良(加工済の配管セット推奨)
-
ナットの締めすぎ/締め不足
-
配管の傷・変形
見た目では分かりにくいのが厄介です。
対策
-
フレア加工は丁寧に行う(フレア加工済の配管セット推奨)
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トルクレンチで適正締め付け
-
接続部に漏れチェック(石鹸水など)
DIYの場合はここが最大の難関です。
実際、自分も配管ナットをなめてしまい、かなり焦ったことがあります。
締めすぎや工具のかけ方ひとつで起こる失敗なので、同じトラブルを避けたい方は、こちらも先に見ておくと安心です。
👉 エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法はこちら
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説
⚠️ 失敗を防ぐコツ
エアコンDIYで失敗しないためには「正しい手順+専用工具」が必須です。
特に
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真空引き
-
フレア接続
-
ドレン処理
この3つをしっかり押さえれば
大きなトラブルは防げます。
エアコンDIYでは、配管接続のミスが一番多いポイントです。
実際に「終わった…」と思った失敗と対処法はこちら👇
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説
ブレーカーをDIYで増設【パナソニックHB型 BS1112・20Aの取り付け手順】
この作業は第2種電気工事士の資格が必要です。
無資格での電気工事は法律で禁止されているため、
資格がない場合はコンセント増設やブレーカー増設は業者に依頼する必要があります。
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電気工事を依頼する場合は、見積もり無料で対応してくれる業者を使うと安心です。
→ 電気工事の無料見積もりはこちら【電気の工事屋さん】
ブレーカーは種類がかなり多く、適当に選ぶと分電盤に合わないので注意が必要です。
特に築古戸建ての場合、すでに廃番になっている分電盤が使われていることも多く、
対応するブレーカーを調べるのは正直かなり大変でした。
そこで今回は、分電盤の写真を撮ってChatGPTにアップし、型式を調べてもらいました。
すると、対応するブレーカーの型番まで正確に特定できたので、
そのまま購入して取り付けたところ、問題なく適合しました。
今はこういった調べ方もできる時代なので、
型番が分からない場合は一度試してみる価値はあると感じました。
既存分電盤の確認と安全対策(写真あり)
写真左から
-
メインブレーカー(漏電遮断器付)
左端の「30A」と表示されている大きなブレーカー。
→ 家全体の主幹となるブレーカーで、過電流や漏電時に電気を遮断します。 -
漏電遮断器
→ 漏電を検知して遮断する専用のブレーカーです。 -
分岐用安全ブレーカー群(子ブレーカー)
右側の黒いスイッチが並んでいる部分。
→ 各回路(照明・コンセント・キッチン・エアコンなど)へ分岐するためのブレーカーです。
子ブレ-カ-が3つ取り付けられていますが、もう1つ空きがあるので4つ目に新しいブレ-カ-を取り付けします。
作業をする時は、必ずメインブレーカーを切ってから作業する事!
今回のエアコン専用コンセントには、VVFケーブル2.0mm×2心を使用しました。
ではなぜこのサイズを選んだのか、スペック表と計算を元に解説します。
霧ヶ峰 MSZ-GV2225-W の消費電力(カタログ値)
| 運転モード | 消費電力(W) | 電流換算(A) |
|---|---|---|
| 冷房 | 655W(最小165W~最大940W) | 最大9.4A |
| 暖房 | 470W(最小135W~最大1315W) | 最大13.2A |
最大値を見ても 13.2A 程度なので、15A回路でも理論上はOKです。
VVFケーブルの許容電流
| ケーブルサイズ | 許容電流(A) |
|---|---|
| VVF 1.6mm | 約27A |
| VVF 2.0mm | 約37A |
1.6mmでも十分ですが、余裕を見て2.0mmを選ぶと、電圧降下や発熱のリスクをさらに減らせます。
子ブレーカー容量の選び方
-
最低条件:15A以上
-
推奨条件:20A(余裕を持たせるため)
今回は「パナソニックHB型 BS1112(20A)」を採用しました。
まとめると
-
最低限なら:子ブレーカー15A+VVF1.6mmでも使える
-
おすすめは:子ブレーカー20A+VVF2.0mm
-
なぜなら → 「電線の発熱防止」「将来的な安定性」「安心感」
BS1112の取り付け&VVF2.0結線(写真あり)
拡大すると、赤と白の絶縁キャップが刺さっています。
絶縁キャップを外して新しい子ブレ-カ-を差し込みます。
ビスカバ-を取り付けてしまいビスが見にくいですが、
差し込んだら、赤白各部にビスがあるので抜けないように締め付けます。
他の子ブレ-カ-と同じように、白黒VVFケーブル差し込んでビスで締め付けます。
これだけの作業ですが、第2種電気工事士の資格が必要です。
室内露出配線で、分電盤からコンセントへ
エアコン専用コンセントとして設置
VVFケーブルを天井裏に隠してエアコン近くの天井裏から露出させてコンセントを設置する方法がプロの仕事ですが、素人なので無理せず露出配線で施工!
実際にやってみると分かりますが、エアコンDIYは思っている以上に工程が多い作業です。
ナットの締めすぎやガス漏れなど、実際の失敗例はこちらで詳しく解説しています
エアコンDIYで失敗するポイント5選|初心者がやりがちな原因と対策【実体験】
特に工具が揃っていないと作業が止まるため、事前準備が重要です。
必要な工具はこちらで詳しくまとめています
【実体験】エアコンDIYに必要な工具まとめ|初心者が失敗しない選び方と費用
砂壁に70mm穴あけ!ホールソー無しで開ける荒技DIY
新規でエアコンを設置する作業に壁の穴開けがあります。
エアコン室内機からエアコン室外機配管を繋ぐために通す穴です。
恐らく..プロの職人さんから見たら…「ふざけんな!」レベルの荒技で作業しています….
穴位置の決め方と下準備(写真あり)
穴を開ける場所は、エアコンを取り付ける位置で決まります。
エアコンの背板を借り当てして、穴の位置を決めます。
一度、穴を開けてしまったら後戻りできません! 穴の大きさに注意です!
ホールソー無し!インパクト+ノミで開けた方法【初心者は真似注意】
| 工具 | 使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| インパクト+木工用ドリル | 70mmの円周に沿って、穴を連続で開ける | 穴位置がずれると楕円になる |
| ノミ+玄翁(金槌) | ドリルで繋がった部分を叩いて削り、丸穴に整える | 削りすぎ注意。力任せにやると壁が割れる |
こうして強引に穴を広げ、最終的に丸穴っぽい形に仕上げました。
大きさは70mm必要で通常ホルソを使って丸い穴を開けますが、借りたホルソが古いせいか切れ味が悪く全然穴が開きません。
そこで、インパクトに木工用のドリルを使い、70mm位の穴位置に丸く打ち抜きます。
ドリルで開けた穴に、ノミと金づちで細かく削り丸穴を作ります。
こんな穴あけを、やる人いないと思いますので…要注意です!
穴が少し凸凹でも、つば付き貫通スリ-ブを使えば荒削りの穴でも、きれいに隠せます。
-
荒削りで凸凹な穴でも、**つば付きのスリーブ(カバー)**を差し込めば見た目はスッキリ。
-
さらに防水・断熱の効果もあるため必須部材。
💡 多少ガタガタでも「スリーブで隠せる」と思えば、心理的なハードルも下がります。
室外機のアース棒を地面に打ち込む方法【完成写真のみ】
エアコン室外機の設置では、アース(接地)作業が必須です。
これは、万が一エアコン内部で漏電が起きたときに、人が感電しないよう電気を大地に逃がすための大切な工程です。
| 種別 | 使用電圧 | 接地抵抗値の基準 |
|---|---|---|
| D種接地 | 300V以下(一般家庭用) | 500Ω以下(漏電遮断器ありの場合) |
エアコン室外機に必要なアース作業は「D種接地」作業になります。
D種接地作業は、使用電圧300V以下で接地抵抗値は、漏電遮断器があれば、500Ω以下です。
接地線の太さは1.6mm以上です。
アース棒の長さ・太さの選び方
接地抵抗計が無いので正確な数値までは測れていませんが、
アースは「長さ=効きやすさ」に直結するため、今回はホームセンターで一番長い90cmのアース棒を使用しました。
実際にやってみて感じたのは、アースは目に見えない部分ですが、
漏電時の安全性に関わる重要な部分なので、できるだけしっかり施工しておいた方が安心ということです。
90cmのアース棒でも2,000円前後で購入できるので、
測定器が無い場合は「とりあえず長いものを使う」という考え方でも十分実用的だと感じました。
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今回使用したような90cmクラスのアース棒はこちら
→丸形アース棒7×900 B7900
さらに確実性を上げたい場合は、
90cmのアース棒を2本用意して、1mほど離して打ち込むことで接地抵抗を下げる方法もあります。
古いエアコンの室外機を見ると、アース線が接続されていないケースも見かけますが、
最近のエアコンはほぼ確実にアース接続されているため、安全面を考えると設置しておくのが基本です。
アース線は、1.6mm以上必要なので、2.0mmを購入します。
余裕をもって1m購入しました。
どこまで打ち込めばOK?深さの判断基準
ア-ス棒を打ち込みするときは、金づちで打ち込みします。
打ち込む前に、30cmくらい穴を掘ってからア-ス棒が30cm下まで沈むまで打ち込みします。
頭が少し見える程度まで打ち込み、アース線を裸圧着端子+クランプで固定
打ち込みが終わったら穴を埋めて完了です。
室内機の壁掛け・配管・試運転まで一気に完了
エアコン室内機側にフレア加工済の3.5mもある配管セットを接続してから、室内から外に向かって壁に開けた穴に配管を通します。
エアコン配管は、室内機から室外機までの長さが取り付ける場所によって違います。
長さに合わせてフレア配管を作る必要があります。
フレア配管を作るには、別の工具が必要になり作るときにフレア部分の加工が上手に作れないとエアコンガス漏れの原因になります。
なので、長さ別に切り売りしている配管セットを購入すると失敗するリスクも減るし、セット品なのでVVFケーブル2.0mmの3心やドレンホ-スなど必要な部材も揃っているのでお勧めです。
配管接続には、専用のトルクレンチが必要になります。
トルクレンチは、レンタル品の中にセットで入っているのでエアコンガス漏れが無いように規定トルク接続します。
トルクレンチでナットをなめてしまった場合の対処方法はこちら
エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法はこちら
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説
エアコン室内機を取り付け部の背板に取り付けて配管が、つば付き貫通スリ-ブ綺麗に綺麗に収まっているか確認します。
ここが配管がキツキツになっていると、エアコンドレンホ-スが潰れて水が外に逃げられず室内機からボタボタと漏れてしまいます。
外側は、エアコン配管カバ-を使って穴を隠します。(汚い穴あけでも隠せる!)
エアコン配管カバ-を取り付けてから分かったんですが、フリ-コ-ナ-自在継手の取り付け方をもう少し考えて取り付ければよかったです。
抜けることは無いので問題はないのですが、かなり無理やり取り付けた感が強いです。
エアコン室外機側も接続して取り付け完了です。
エアコン配管が、3.5mあり少し長めです。3mの配管セットの購入でも良かったかもですが、配管が短くて届かないと困るので長めで購入してエアコン室外機裏でエアコン配管を巻いて隠します。
エアコン配管が長めだと、少し室外機も移動できるので….一応メリットだと思う!
エアコン全体を全部接続が完了したら、エアコン専用ブレ-カ-をONして試運転をします。
試運転は、エアコン室外機本体の「運転スイッチを7秒長押し」すると始まります。
冷たい風が出れば完了です!
配管接続は力のかけ方を間違えると、
ナットをなめてしまうことがあります。
実際にナットをなめてしまった体験と復活方法はこちら👇
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説
エアコン内部の汚れが気になる方は、分解洗浄の方法も参考にしてください
【DIY奮闘記】10年放置のエアコンを夫婦で完全分解クリーニング!業者2万円→DIY5000円でピカピカに
業者依頼とDIYの費用比較【霧ヶ峰エアコン取付はいくら節約できた?】
結論から言うと、今回のDIYでは 約44,500円の節約になりました。
実際の費用を比較すると以下の通りです。
| 項目 | DIY | 業者依頼 | 差額(節約額) |
|---|---|---|---|
| エアコン取付工事 | 0円 | 15,000円 | 15,000円 |
| 壁穴あけ工事 | 0円 | 10,000円 | 10,000円 |
| コンセント取付工事 | 0円 | 20,000円 | 20,000円 |
| 部材費(本体含む) | 69,000円 | 75,500円 | 6,500円 |
| 合計 | 69,000円 | 120,500円 | 51,500円の節約 |
🔧 業者依頼の場合の費用相場
エアコン取付を業者に依頼すると
-
取付工事:約15,000円
-
壁穴あけ:約10,000円
-
専用コンセント工事:約20,000円
VVFケーブルも露出させた工事の為
といった費用が発生します。
さらに、部材費にも利益が上乗せされるため
総額は11万円〜13万円前後になるケースが一般的です。
※PR
ここまでの費用を見ると、DIYでどこまでやるか迷うと思いますが、
電気工事(専用コンセント増設やブレーカー工事)は資格が必要になるため、
無理せず業者に任せるのも現実的な選択です。
実際に「設置はDIY・電気工事だけ業者」という形で費用を抑える人も多いです。
見積もりは無料なので、まずは費用感だけでも確認しておくと判断しやすくなります。
→ 電気工事の無料見積もりはこちら【電気の工事屋さん】
🔨 DIYの場合の費用
一方でDIYの場合はエアコン本体+必要部材のみ
今回のケースでは
合計69,000円で施工できました。
💰 DIYは本当に得なのか?
数字で見ると
約6万円のコスト削減
と非常に大きなメリットがあります。
ただし、安さだけで判断するのは危険です。
⚠️ DIYで失敗しやすいポイント
エアコン取付には専門性があり
-
電気工事士が必要な作業がある
(専用回路・コンセント増設など) -
真空引きには専用工具が必要
(真空ポンプ・ゲージマニホールド) -
穴あけや配管ミスで
雨漏り・ガス漏れ・故障のリスク
といった注意点があります。
✅ 結論:どっちを選ぶべきか
DIYがおすすめな人
-
コストを抑えたい
-
工具・知識・経験がある
-
電気工事の対応ができる
業者依頼がおすすめな人
-
失敗したくない
-
保証・安心を重視
-
時間をかけたくない
作業手順だけでなく、失敗ポイントも事前に把握しておくことが重要です。
エアコンDIYで失敗するポイントはこちら
エアコンDIYで失敗するポイント5選|初心者がやりがちな原因と対策【実体験】
エアコンの性能を維持するには、定期的な分解洗浄も重要です
【DIY奮闘記】10年放置のエアコンを夫婦で完全分解クリーニング!業者2万円→DIY5000円でピカピカに
同じエアコンでも、
平屋と2階では作業の難易度がまったく違います。
👉 平屋で設置したDIYはこちら
【実体験】2階のエアコン交換をDIYでやってみた|屋根置き・高所作業・配管ルート変更の注意点
まとめ|エアコンDIYで学んだこと&次回やるならこうする
今回の霧ヶ峰エアコン取付DIYを通して感じた結論は
正しい知識と準備があれば、エアコンはDIYで取り付け可能ということです。
実際に作業してみて、大きく3つの学びがありました。
これからエアコンDIYに挑戦するなら、作業の前に「何を準備するか」を先に固めておくのがおすすめです。
自分が実際に使った道具や、初心者が最低限そろえるべき工具は、こちらにまとめています。
👉 エアコンDIYに必要な工具まとめはこちら
【実体験】エアコンDIYに必要な工具まとめ|初心者が最低限そろえるべき道具一覧
🔧 ① 資格と知識があれば安全に施工できる
分電盤へのブレーカー増設は不安もありましたが、
電気工事士の資格と手順を守ることで問題なく施工できました。
👉 無理にやるのではなく、理解して作業することが重要です。
🔨 ② 工具はケチらない方が結果的に楽
砂壁への70mm穴あけは
インパクト+ノミで対応しましたが、
正直かなり大変でした。
次回は迷わずホルソーを使用します。
DIYは「工夫」で乗り切ることもできますが
効率・仕上がり・安全性を考えると適切な工具が必須だと実感しました。
③ DIYは費用対効果が非常に高い
今回の工事では
-
業者依頼:約11万円
-
DIY:約7万円
約45,000円の節約
という結果になりました。
この差は非常に大きく
DIYのメリットを数字で実感できたポイントです。
✅ 結論|DIYか業者か迷っている人へ
エアコン取付は
「節約したい+知識がある人」ならDIYがおすすめ
一方で
「失敗したくない・時間をかけたくない人」は業者依頼が安心
です。
📝 最後に
エアコンDIYはハードルが高そうに見えますが
手順・工具・知識を揃えれば十分可能な作業です。
ただし、無理は禁物。
自分のスキルと環境に合わせて判断することが最も重要です。
配管ナットをなめた場合の対処方法はこちら
【実体験】エアコンDIYで配管ナットをなめた時の対処法|原因と復活手順を解説





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