失敗しないケレン作業の方法 を解説します。
トタン屋根をDIYで塗装しようと思ったとき、最初に迷ったのが「サビをどこまで落とせばいいのか?」という点でした。
塗料選びも大事ですが、実際に作業してみると、仕上がりを左右するのは塗る前のケレン作業でした。
古い塗膜が浮いたまま、サビ粉が残ったまま塗装してしまうと、せっかく塗っても塗膜の剥がれやサビの再発につながります。
この記事では、実際にサビたトタン屋根をDIYで再塗装した経験をもとに、ケレンで使った道具、サビを落とす目安、グラインダーを使うときの注意点、ケレン後の高圧洗浄までをまとめます。
「自分でトタン屋根を塗装したいけど、下地処理で失敗したくない」という人向けに、作業前に知っておきたいポイントを実体験ベースで紹介します。
※ケレン後の錆止め・中塗り・上塗りまでの全工程は、こちらの記事でまとめています。
→ 〖DIY屋根塗装〗サビたトタン屋根を5日で完全再塗装!ケレン・錆止め・上塗りまで全工程公開
※実際にトタン屋根をDIY塗装した記事はこちら
トタン屋根の塗料おすすめ|サビだらけでも自分で塗装できた実体験
トタン屋根DIY塗装で最も重要なケレン作業とは?
ケレンとは、塗装前に
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サビ
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古い塗膜
-
汚れ
を落とす作業のことです。
特にトタン屋根では
塗装前の下地処理が仕上がりの8割を決める
と言われています。
そのため、ケレン作業は丁寧に行うことが重要です。
トタン屋根ケレンで使った道具
今回のトタン屋根ケレンでは、主に研磨パッドと手作業でサビや古い塗膜を落としました。
ケレンで使う道具は、屋根の傷み具合によって変わります。
軽いサビや表面の汚れなら、研磨パッドやサンドペーパーでも作業できます。
古い塗膜が浮いている場所や、サビが強い場所は、ワイヤーブラシやスクレーパーがあると作業しやすいです。
広い面を一気に削りたい場合は、ディスクグラインダーやサンダーを使う方法もあります。ただし、古いトタン屋根は薄くなっていることもあるため、削りすぎには注意が必要です。
私の場合は、屋根全体をピカピカの鉄板まで削るというより、塗料が密着しやすいように表面を荒らし、浮いた塗膜やサビ粉をできるだけ落とす意識で作業しました。
ケレン作業ではサビ粉や研磨粉が出るため、保護メガネ、防じんマスク、手袋も用意しておいた方が安心です。
実際にケレンをしてみると、塗る作業よりも下地処理の方が時間がかかりました。これから作業する場合は、最低限のケレン道具と保護具を先にそろえておくと作業しやすいです。
トタン屋根ケレンの種類
ケレン作業にはいくつか種類があります。
DIYで行う場合は主に次の方法になります。
手工具ケレン
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ワイヤーブラシ
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研磨パッド
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サンドペーパー
を使ってサビを落とす方法です。
DIYでは一番よく使われる方法です。
電動工具ケレン
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ディスクグラインダー
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サンダー
を使う方法です。
広い屋根の場合は
作業効率がかなり上がります。
サビはどこまで落とす?DIYでのケレン目安
トタン屋根のケレンで一番迷うのが、「サビをどこまで落とせばいいのか?」という点です。
私の場合は、屋根全体を新品の鉄板のようにピカピカにするところまではやっていません。
DIYで意識したのは、次の3つです。
- 浮いている古い塗膜は、剥がれなくなるところまで落とす
- 赤サビやサビ粉は、できるだけ落とす
- サビ以外の部分も、塗料が密着しやすいように表面を軽く荒らす
特に、古い塗膜がポロポロ剥がれる場所は、その上から塗ってもまた剥がれる可能性があります。
逆に、しっかり密着している古い塗膜まで無理に全部削り落とすと、作業時間がかなり増えます。
築古戸建てのDIYでは、「全部を完璧に削る」というより、「剥がれそうな部分・サビ粉・汚れをしっかり落として、塗料が乗る下地を作る」という考え方で作業しました。
ただし、トタンが薄くなっている場所や、穴が開いている場所は注意が必要です。小さい穴なら補修できる場合もありますが、屋根材自体が弱っている場合は、塗装だけで済ませない方がいいです。
トタン屋根DIY塗装で実際に行ったケレン作業
今回のトタン屋根では
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研磨パッド
-
手作業ケレン
を中心に行いました。

DIYなので、塗料がポロポロ剥がれるところは剥がれなくなるところまでケレンし錆以外のところはトタン屋根全体を傷つける程度に作業しています。
屋根全体を丁寧に研磨して
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古い塗膜
-
サビ
を落としていきます。
グラインダーを使う場合の注意点
トタン屋根のケレンでは、ディスクグラインダーを使うと作業効率はかなり上がります。
ただし、古いトタン屋根で使う場合は注意が必要です。
グラインダーは削る力が強いため、同じ場所に当て続けると削りすぎたり、薄くなったトタンに穴を開けてしまう可能性があります。
特に、サビが深い場所や屋根材が弱っている場所は、無理に強く削らない方が安全です。
また、屋根の上で電動工具を使うと、体勢が不安定になりやすく、粉じんや火花も出ます。
グラインダーを使う場合は、保護メガネ、防じんマスク、手袋を必ず用意し、足元が安定する範囲で作業してください。
私は今回、屋根全体をグラインダーで強く削るというより、手作業ケレンを中心にして、無理に削りすぎないように作業しました。
作業効率だけを見ると電動工具は便利ですが、古いトタン屋根では「早く削る」よりも「屋根を傷めすぎない」ことを優先した方がいいと感じました。
グラインダーを使う場合は、本体よりも保護具を先にそろえることが大事です。屋根上では粉じんや削りカスが出るため、保護メガネと防じんマスクは用意しておいた方が安心です。
トタン屋根の穴あき補修|アルミ防水テープでDIY修理
ケレン作業中に
トタン屋根の穴あき

を発見することがあります。
小さい穴の場合は
アルミ防水テープ

で補修する方法もあります。
DIYではよく使われる方法です。
ただし、アルミ防水テープで補修できるのは、あくまで小さい穴や応急補修の範囲です。
穴が大きい場合や、トタン屋根全体がサビで薄くなっている場合は、テープだけで済ませるのは危険です。
その場合は、部分張り替えや業者への相談も考えた方がいいです。
ただし、アルミ防水テープで補修できるのは、あくまで小さい穴や応急補修の範囲です。
穴が大きい場合や、トタン屋根全体がサビで薄くなっている場合は、テープだけで済ませるのは危険です。
その場合は、部分張り替えや業者への相談も考えた方がいいです。
小さい穴の応急補修であれば、アルミ防水テープやブチル系の補修テープを使う方法もあります。屋根の状態によって使える範囲は変わるので、購入前に幅・長さ・屋外対応・防水性を確認しておくと安心です。
小さい穴の応急補修であれば、アルミ防水テープやブチル系の補修テープを使う方法もあります。屋根の状態によって使える範囲は変わるので、購入前に幅・長さ・屋外対応・防水性を確認しておくと安心です。
▼ 小さい穴の応急補修に使える防水補修テープを確認する
トタン屋根ケレン後は高圧洗浄で屋根を洗浄
ケレン作業の後は
高圧洗浄
を行います。
理由は
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サビ粉
-
研磨粉
-
汚れ
を完全に落とすためです。

洗浄後は 完全乾燥させてから塗装します。
高圧洗浄後に乾燥が不十分なまま塗装すると、塗料の密着が悪くなる可能性があります。
特にトタン屋根は、重なり部分やサビのくぼみに水分が残りやすいです。
洗浄したあとは、天気を見ながらしっかり乾燥させてから、錆止めや上塗りに進むようにしました。
ケレンと洗浄が終わったら、次に迷うのが錆止めや上塗り塗料の選び方です。実際に使った塗料や、築古戸建てDIY目線で選んだ屋根塗料はこちらでまとめています。
→ 〖トタン屋根塗料おすすめ〗DIYで使える屋根塗料ランキング|実際に塗装して分かった選び方
トタン屋根塗料おすすめランキング|DIYで失敗しにくい塗料の選び方と実体験
トタン屋根塗装はケレンを丁寧にすると長持ちする
トタン屋根塗装で一番重要なのは
塗料ではなく下地処理です。
ケレンを丁寧に行うことで
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塗料の密着が良くなる
-
サビの再発を防ぐ
-
屋根の耐久性が上がる
という効果があります。
屋根塗装は、塗料代も大きな負担になります。私は未使用品や余り塗料を探して、塗料代を抑える方法も試しました。塗料代を少しでも抑えたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ メルカリの塗料は使える?屋根塗装で試して分かった選び方と失敗しない注意点
メルカリの塗料は使える?屋根塗装で試して分かった選び方と失敗しない注意点
まとめ|トタン屋根DIY塗装はケレンが重要

トタン屋根のDIY塗装では
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ケレン
-
錆止め
-
塗装
の順番で施工します。
特にケレンを丁寧に行うことで
塗装の耐久性が大きく変わります。
トタン屋根塗装では塗料選びも重要ですが、それ以上に大切なのが下地処理です。特にケレン作業を丁寧に行うことで塗料の密着が良くなり、屋根塗装の耐久性が大きく変わります。DIYでも時間をかけてケレンを行えば、屋根を長く保護することができます。
実際のトタン屋根DIY塗装の工程はこちら







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